日々の記録

てきとーな教師が日々の生活を綴る

衝撃の巨人。本当の悪魔は。

夜中に見ながら、 心臓の鼓動が止まらないアニメは初めてだ。

その鼓動は、比率でいうとワクワクが3、ドキドキが7の、

心臓に悪い鼓動 だった気がする。


先週のラストは圧巻だった。

舞い降りる調査兵団たち。

マーレの戦士はその異様な動きに驚愕する。


俺は巨人だぞ?

お前達は、人間のまま、俺を殺す気か?


そんなこんなで今週。

早速車力、獣が合流。

調査兵団にとって車力が一番の天敵だ。

リヴァイ達の態勢も整い、

戦争の幕が切って下された。


優勢なのは、マーレだった。

そりゃそうだ。自分たちのホーム。

外から駆けつける援軍。

特別な能力を持った三体の巨人。

いくら調査兵団も進化したといえ、

消耗戦に持ち込めば勝つのは明白だ。

島の悪魔たちを、少しずつ削っていく。



そこに落とされる、核爆弾。


圧倒的とはまさにこのこと。

マーレ側の援軍が一掃される。

タイミングを計ったかのような、

島の悪魔による一斉攻撃が始まった。


リヴァイ兵長の鮮やかワンパンチK O

獣があっけなく倒れる。

スナイパー、サシャ、

頼れる兄貴、ジャンチームによる連携爆撃。

車力が火祭りにあげられる。


もうこの時点でマガトやガビには

信じられない悪夢なはずだ。

生身の人間に、

戦士たちがああも無残にやられるとは。


それも仕方ない。

調査兵団たちは、悪魔のような巨人たちと

丸腰同然の技術力の中、

長い間闘い、敗れ、闘って、生き延びてきたのだから。

マーレの人間とは、キャリアが違う。


だがまだだ。

本当の悪魔、エレンがいる。


顎の牙が、戦鎚の硬質化を破れると知った悪魔。

隙をついて顎とらえる。

手を引きちぎる。

中に人間が入った結晶を噛ませる。

上下から圧する。

ポルコは必死に叫ぶ。

もはや懇願だ。

しかし悪魔は力を加え続ける。

恐ろしい形相で。


血とともに、粉々になる結晶。

美味しそうに、それを飲む悪魔。


知らない人に、

このアニメを見てどちらが悪魔だと思いますか?

と聞いたら

全員がエレンや調査兵団を指すだろう。


破壊と殺戮。

やっていることはマーレと同じだ。

だがエレンのは、

感情なく、けど楽しんでいるようにも見えた。


本当の悪魔は、正義なのかもしれない。


次回も見るのが楽しみであり、怖くもある。

いつこの救いのない戦争が

終わるのだろうか。

本当に、救いがない。

アニメとしては、とても面白い。