日々の記録

てきとーな教師が日々の生活を綴る

シーソーゲーム

ルーズヴェルトゲーム。サッカーでは3対2が至福のスコア。圧勝でもつまらない。ウノゼロでも物足りない。やられたり、やり返したり、またやられたり、追いついたり。そして最後にひっくり返したり。野球の試合もそうだ。物語全体も、序盤大量リードをされたように進む。暗く、淀む製作所の未来。そこでエースの降臨と製造部の意地により盛り返す。ところがゴシップ記事と株主反乱により突き放され。もうダメか、というときにとびきりの代打いわんばスーパーサブ。城戸社長。女性だけれどかっこよすぎる。さばさば具合に、最後はオチがついた。3点目をとって逆転してなお、ダメ押しの追加点のようなエピローグ。読んでいて、爽快。痛快。4対2小説であった。志眞さんは、実写だと誰が演じているのだろうか。気になる。