日々の記録

てきとーな教師が日々の生活を綴る

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課。地方っていいなと思わせる観光小説であり、働きながらこんな風に関係を縮められたら素敵っていう恋愛小説だ。朝市や、パラグライダー、亀の産卵、住む人にとっては当たり前でも、見方を変えれば新鮮になる。朝市=東南アジアのマーケット、この見方はなるほどだ。そうやって周りのものを見ていくと、楽しくなる。旅がしてみたくなる。こんな女の子、リアルにいそうな等身大。共に課題に向き合いながら、時に傷つけ合い恋が深まっていく…。きっと素敵だと思った人と高め合える、こんな幸せなことはない。読んでいて、近くにいる人を大切にしたくなる。そして、遠くに行ってみたくなる。そんな爽やかな物語だった。

君たちはどう生きるか。

君たちはどう生きるか。言葉を学んだり、人から聞いたりしたことも大切。それ以上に、自分の目で、耳で、感覚で、 、自分はどう思ってどうしていくかと感じたことこそ重視したい。消費専門家と、生産者。大半の人は、前者なのだろう。後者になるためには、消費という知識を前提にした創造、creatすること。本に書いてあることを試すこと、そこから新たな価値をつくる。人は、自分で進む道を自分で決めることができる。だからこそ、お前はどう生きるか。推薦されるのも納得な名著だ。

君の膵臓をたべたい

アニメ君の膵臓をたべたい。生きるということは、誰かと心を通わせること。臆病で、傷つきたくなくて、繋がりを拒絶していた君の人生を変えたのは、臆病で、傷ついて、けれど魅力でいっぱいの彼女だった。逃げずに、人と真正面からぶつかること。傷つくことも含めて、嬉しさ、喜び、それが生なんだ。もう一つ。今の状況は、自分がこれまで選んで、進んできた道を辿った結果だ。

スタートダッシュ

志村けんさん。遅刻は嫌い。1日がマイナスからのスタートになるから。時間的なマイナスがひとつ。もう一つは、気持ちのマイナス。遅れてすみませんって謝ってる時点で、ネガテイブな心からのスタート。

煌めけ

20代にしておきたい17のこと。今の時期って、心の中が一番ギラギラしてる。だからその時に、心の向くままに生きてみよう。それは今しかできないことだから。この経験が、のちの人生に深みをもたらす、ということなんだと思う。シンプルなワードだけど、パワーを感じる、ワクワクすることをやって、輝こう。まさにその通り。ワクワクした生活の方が絶対楽しい。ワクワクすることをとことんやる=チャンスを掴む準備をすること。ひょんなことが、出会いが人生を変えることだってある。チャンスが来たら、即座につかめることはとても大事だ。当然、しなきゃいけないこともあるんだ。けど、しなきゃいけないことと、自分の中のハートの天秤を操作できるのも、今なんだ。

掘って掘って掘って掘る

言葉にできるは武器になる。小手先だけの技法ではなく、心から発する言葉。内なる言葉を練りに練って、脊髄からの叫びのような言霊。それこそが、人に動きたいと思わせる事ができる。人を動かそうという気持ちではない。目指すべきシェフの姿。どんな素材だろうと見栄えよく、満足感を与えられるように調理する人とは違う。なるべく手をつけず、素材本来の持ち味を生かす。素材を選ぶ目こそがプロである。見た目ではなく、素材すなわち心で勝負できるようにありたい。そのためには、脳内で、心臓内で考え、考え、考える事。そのためのツールに紙だ。とにかくアウトプット。深めに入ろう。なぜ?それで?本当に?掘り下げていく事が、考えを重ねる事だ。親友の結婚式スピーチを頼まれた。彼との思い出も、それに沿って書き出していくとあっという間にA4なんて埋まってしまう。一晩置いて、明日はさらに違う視点から見ていこう。

Change the world

ノーサイドゲーム。本気の言葉は人を変える。そのことについてとこっとん、頭が擦り切れるほど考えに考えて、その上で出てくる言葉。誰かの心を、行動を変えるのは話し方の妙じゃない。そんなうわべではなく。考えに考え出した上で出てくる言の葉だ。聞いている人に変わってもらおう、という気があるのなら、見透かされて一気に聞き手の熱量が下がってしまう。そんな下心やテクニックはなくていい。いらない。脳内全てを、心の中全てを絞り出すくらいのスピーチ。不器用でも。それが人を、世界を変えて行く。生活全てを、それについて考えるくらいの話しての熱量。スポーツに仕事で関わりたくなってくる。