日々の記録

てきとーな教師が日々の生活を綴る

本日の配信メールより

明後日は遠足だ。メンバーを引っ張るリーダー、リーダーを支えるメンバー。どんな遠足にしたい?聞いてから、この構図を提示しよう。そしてグループごとに、出発からの流れを確認させる。

通信裏面にて、自主学習の紹介なんてしても楽しいね。負担にならないよう、2人分で抑えとこう。

この2つを、とりあえず活かしてみよう。

生きるぼくら

タイトルとの繋がりが素晴らしい。自然の中で自然の恵みのおかげで自然と一緒に生きている僕ら。僕、ではなくて僕、ら。支えてくれる身近な人のあたたかさ、大事な人ほど近くにいることを思い出させてくれる。生きる力が湧いてくる本だ。

酷いいじめで引きこもりになった24歳の主人公。母が家を出て行き、残された年賀状の中の祖母を頼りに1人で飛び出す。思えばこの時点で、変わりたい!って心の底から思っていたんだろうなぁ実は。そこで出会う、認知症の祖母と故郷の温かい人々。祖母のために、米作りをすることになる。最初は祖母のためだった米作りが、もう1人の孫や職場の先輩、その息子との出会いでだんだん変わってくる。自分のために。自分が稲のようにすくすく上に伸びるために。

鬼滅の刃

 始めてまともに見た。見入った。鬼になった妹を助けるために鬼を倒す部隊に入るって、王道的な設定なんだけど。王道だからこそ、引き込まれた。鬼を斬る時の呼吸、糸が見える描写と、刀が水をまとう演出がいい。部隊にも、鬼の中にも、序列とか、幹部集団とか、あるみたいでその刹那がたまらないな。テレビでは、修行して試験受けて合格するまでだったから、今後がさらに気になる。とりあえず来週も見なきゃ。

コンフィデンスマンJP

プリンセス編。勇気をくれるシンデレラストーリーと、それを根底から覆しかねない騙された!という痛快さ。いやあ面白かった。一つ目は、日本の底辺から、世界の大富豪に成り上がる物語。与えられたものではなく、彼女のもつ天性の人を惹きつける才能と努力できる才能。それが引き出されて、一気に夢へと駆け上がっていく様は爽快だ。二つ目は、フウ家のひとびと。それぞれの幸せを求め、旅立っていく姿は、自分は自分でいいんだというメッセージ。this is me .主題歌もいい。巣立つプリンセスを、変わろうと求める自分と重なることができる。そして最後に3回騙された。ラストはこの物語の根幹を揺らがすような、壮大なプロジェクトだった。そこからかぁー!ふふっと思わず笑いが漏れてしまった。

自己肯定感で子どもが伸びる

自分に自信が持てないのは、これまでの親子の関わりが結構関係している。親が子の話を遮ったり聞かなかったりすると、それだけで話を聞いてもらえない、僕は話を聞いてもらえるに値しない人間だとなる。まずは、なんでも話を聞いてあげる。聞いてもらえた、伝わった。できた。という感覚をもたせてあげる。それを少しずつ繰り返していくことが、遠回りのようで近道。人生約10年、急激な変化は望めない。だからこそ、長いスパンでちょっとずつ、改善を図っていくべき。

また、受け身でなく能動的に行動できるよう仕組むこと。言われたものをやるだけでは、成功しても感動はない。失敗したら言われたことすらできなかったという体験が残る。自分でやることを選び、主体的に取り組むからこそ、成功した時に大きな自信となる。失敗しても前向きに修正へ向けられる。そして成功して、自信につながる。自分で選ぶことができたという事実もできる。

話を聞く。能動的を、仕組む。

トイストーリー3

トイストーリー3。実家を、親元を離れる経験をした者ならば子供よりも共感できるラストシーン。幼い頃から過ごし、親しみの匂いを感じる子供部屋、家の香り。無邪気だった頃が、遊んでいた友達の姿が頭の中に思い浮かぶ。半分の寂しさと、半分の希望を胸に、次のステップへと進む。寂しさ、不安を希望に変えるものは、良い意味での 決別 なんだ。それが最後のおもちゃが継承されるシーンに詰め込まれていた。終盤までの保育園での闘いもテンポよく、ハラハラドキドキの展開。子どもも楽しめ、大人も感傷に浸れる間違いない傑作だ。リトルグリーンメンが好き。